開催報告|第2回鳥取県レフェリーアカデミー及び第1回鳥取県審判トレーニングセンター



2回鳥取県レフェリーアカデミー(鳥取県RAcad.)及び第1回鳥取県審判トレーニングセンター(鳥取県RTC)を共催により開催しました。
鳥取県サッカー協会審判委員会主催により、鳥取県協会所属サッカー3級審判員がサッカー2級審判員昇級試験に合格することを目的とした「鳥取県レフェリーアカデミー(鳥取県RAcad.)」及びレフェリングに関する知識・技能の向上を目的とした「鳥取県審判トレーニングセンター(鳥取県RTC)」を1219日(日)に弓浜コミュニティー広場にて開催しました。主な研修内容は以下のとおりです。

・研修会のガイダンス…1年間の研修会の概要についての説明(鳥取県RTC
・レフェリング技術の向上に向けたレクチャー…審判員の基本的な動きと監視についての講話
・実際の試合状況を想定したプラクティカルトレーニング(FKコントロール&ポジショニング)

 参加者コメント(一部抜粋)
〇講義で審判員の基本的な動きと監視について説明していただき、頭が整理された状態でプラクティカルトレーニングをできたことで、気をつける点を意識して取り組むことができました。また、どんどん実技の数をこなして、それに対するインストラクターの評価やコメントをその都度いただけることによって、徐々に改善されている感覚がありました。

〇今回は初めてプラクティカルトレーニングをさせていただきました。FKの再開のトレーニングでは、自身のポジショニングによってプレイヤーのプレーの幅をせばめているということを指摘していただき、ポジショニングを工夫しなければいけないなと感じました。また、流れの中でのプラクティカルトレーニングでは、争点が2つあった場合は、なるべく後ろからプレーを監視した方がよいというアドバイスをいただきました。今回の研修で、試合に臨む心構えもご指導いただき、プレーのレベルを上げるために審判員としてできることは何かということを考える機会をいただきました。通年での研修を通して自身のサッカーに対する姿勢や審判を担当する際の心構えを見直して、まだまだ未熟な自分のレフェリングを少しでも上達できるようにしていきたいと思います。

〇たくさんの審判員の方に教えてもらう事ができたのがとても嬉しかったです。こういった機会があると自分のモチベーションにもつながるのでとても助かります。また、他の審判員と多くコミュニケーションを取る事ができました。研修の内容自体も見落としがちな部分やフリーキックの手順などを指摘され確認する事ができとても良い研修会だったと思いました。これからも頑張っていきたいです

〇今回のRAcad(第2回目)はRTC(第1回目)との合同開催で、レクチャーとプラクティカルトレーニングという内容でした。レクチャーでは、審判員の基本的な動きと監視について、主に試合中のさまざまなシーンをJリーグの実際の試合の映像を見ながら、講師の方の解説を交えて学ばせていただきました。また、キックオフ前の確認事項や、試合終了後に審判員としてどうあるべき・あっていたいかということも経験豊富な講師の審判INS(インストラクター)から聞かせていただきました。意外と分かっているようでも見落とすべきではない“基本の基本”事項を確認できたことで、今後の自らのレフェリングにおいて、競技規則に忠実かつ正確に反映させていけるように感じました。プラクティカルトレーニングでは、県内の高校サッカー部の生徒たちに協力していただき、FKのコントロールや試合中の主審のポジショニングについて、試合中に起こり得る状況の「切り抜きシーン」を再現してもらい、そのシーンに対する自分の対応はどうだったかを審判INSの方々に毎回フィードバックしていただきました。そのことで、自分のレフェリングを客観的に学ぶことができ、非常にいい経験になりました。今回は、RTC受講者の審判員の方々とも一緒に学ぶことができたことでいい交流にもなったと感じています。