第1回~第2回副審研修会の活動報告です。
鳥取県サッカー協会審判委員会主催により、鳥取県サッカー協会所属のサッカー2級審判員及び3級審判員の副審としての知識・技能の強化を目的に、副審研修会が開催されました。
第1回は1月12日(日)に倉吉体育文化会館にて開催され、主な研修内容は以下の通りです。
・レクチャー「副審のポジショニングとオフサイドの判定」
・プラクティカルトレーニング
参加者コメント(一部抜粋)
〇副審としてオフサイドの判定をする際に、仕入れる情報とその優先度を確認できたので良かった。自身が思っているより(見た目より)オンサイド、という事象ばかりだったので、そういうものだと認識して実戦に活かしていき、魅力あるシーンやチャンスをオフサイド判定で壊さないようにしていきたい。
〇自分が副審をしている時の感覚が知れて良かったです。自分のポジショニングはゴールライン側にズレているので直していきたいです。自分の中の副審をしている時の考えなどが変わったので、次の試合から意識していきたいと思いました。
〇プラクティカルトレーニングが良かったです。サイドステップを内股で行い右にダッシュする時には右足を開いて左足を蹴ればそのまま行けるテクニックは特に良かったです。アマチュアでは体の使い方などを知る機会が少ないので、トップのプラクティカルを体験するだけで刺激になります。また、映像でオフサイドの判定を見返すことで自分のフラッシュラグを再認識できました。
〇講義の部分は映像を交え、実際に起きている事象がわかりやすく解説されていました。実技は擬似的に判断に迷う状況を作り出しながら自分の見たものと実際の映像との差異を感じることができ、今後の活動の参考になりました。
第2回は3月20日(木)に郷湖羽合臨海公園あやめ池スポーツセンターにて開催され、主な研修内容は以下の通りです。
・プラクティカルトレーニングⅠ(正しいポジショニングについて)
・プラクティカルトレーニングⅡ(オフサイドの判定の見極めについて)
参加者コメント(一部抜粋)
〇映像を見て振り返ることで、自分はきちんとオフサイドラインについているつもりでもずれていたり、自信を持ってオフサイドと判定したものがオンサイドだったりと、見えているものと実際が違うことがわかって大変勉強になりました。今日の研修での学びを試合で生かしていきたいと思いました。
〇今日は沢山教えてもらったことを吸収することが出来ました。練習の中で止まりながら判定をしたり、動きながら、かつ、ボールを見ながらタイトオフサイドを判定したりするのが難しかったですが、練習の中でだんだん判定できるようになりました。今日の中で自分は遅れ気味なことに気付くことができました。
〇若い世代の積極的な姿勢と、互いにコミュニケーションを取りながらレベルアップしようとしている姿がよかったです。また、ポジショニングの一点にフォーカスした内容を徐々に深掘りしていく構成が、理解と修正につなげやすく大変良かったです。さらに、学んだ点として、①ポジショニングの際に意識する点を改めて整理できた。②他者の良い点、修正が必要な点見ることで、自分では発見できなかったポイントを意識できるようになった。
〇今回の研修で映像を撮ってもらい確認して自分がオフサイドラインに正対できていないことがわかったので、研修会や練習試合などを通して上達していきたいです。