開催報告|一般財団法人鳥取県サッカー協会表彰式



2018年6月16日(土)に本協会の表彰式を倉吉市内で開催しました。
本協会の運営において永年にわたりサッカーの普及と振興にご尽力された方々に対し表彰を行いました。
表彰式では池田会長の挨拶に続き表彰を行い、受賞者からそれぞれ鳥取県でのサッカーの思い出等をスピーチをしていただきました。

-受賞者のコメント-


■ 廣江  正 氏(特別功労賞)
「東京五輪の開催翌年である1965年からサッカー協会にずっと関わってきました。国体優勝を目標に掲げ、見事に優勝できたこと、それにより、人財育成に着手することができ、今日では県内のサッカーを支えてくれている役員が多くなっていること、また多くの方々の尽力により整備していただいたバードスタジアムで数多くの感動があったこと、そして最後に、Jリーグクラブが鳥取県にあること、これら、夢にまでみていたことが叶ったことが本当に嬉しいです。これからも微力ながらサッカーの振興に力を注ぎたいと思っています。」


■ 佐々木 守 氏(功労賞)
「バードスタジアムが建設する段階から携わっており、自分の半分はバードスタジアムとともにあると思っています。今後は、スタジアムをさらに活かしていただき、サッカーの認知を高めていくことと、そして多くの皆様に感動を届けてほしいと思っています。」


■ 吉岡 正博 氏(功労賞)
「私がサッカーを始めた小学生の頃は“サッカー”ではなく“蹴球”でした。今のようなボールではなく、中にチューブが入ったようなボールを毎日蹴っていました。山梨国体に参加していた当時は仕事を休んで参加し、勝ち上がるたびに翌日休む連絡を職場へ電話をしていたことを思い出します。山梨国体の優勝以降、サッカーに関わる人財が豊富になってきたことが嬉しいと思っています。また、サッカーボール1つでいろんな人と繋がれる喜びを今でも嬉しく思っています。」


■ 西原 賢 氏(功労賞)
「当時、日本代表がメキシコ五輪で銅メダルを獲得したときから、サッカーを始めました。サッカーを続けたくて市内の中学校を受験し進学したことサッカーとともに生活するきっかけだったのだと思います。審判員として活動を続け、県内だけではなく県外の関係者とも繋がりを持つことができ、人脈が増えたことは嬉しく思っています。また今日の鳥取県サッカー界では、Jリーグを担当する審判員から小学生年代を担当する審判員まで幅広いカテゴリーで活動する審判員が増えてきていることが嬉しいと思っています。引き続き、サッカー界を支えれるように頑張りたいと思います。」


■ 音田 宝三 氏(功労賞)
「山梨国体の優勝、沖縄国体の3位と、国体の入賞は嬉しい思い出でした。競技引退後は、教員・指導者として活動を続け、3種委員長は20数年間させていただきました。その間、多くの方々と出会う機会を頂いたほか、ヨーロッパ研修でフランスを訪れ世界のサッカーを目の当たりにしたことも思い出深いです。現在も3種年代の運営に関わらせていただいるため、引き続きサッカー界に貢献していきたいと思っています。」

[他の受賞者:所用のため欠席]
■ 山本 康彦 氏(功労賞)
■ 夏野 慎介 氏(功労賞)


-会長コメント-
■ 池田 洋二(鳥取県サッカー協会会長)
「サッカー協会の法人化以降、各種規定の整備を進め、正式な形で表彰を行うことができました。本日、受賞された方々は、サッカー不毛の地と言われていた鳥取県にサッカーを根付かせていただき、今日まで牽引してくださった偉大な方々であり、心から敬意を表したいです。そして、数多くの方によって築かれた鳥取県のサッカーをさらに発展させるべく、尽力していきたいと改めて思いました。」