開催報告|2018鳥取県トレセンフェスタ



2018年6月23日(土)~24日に「2018鳥取県トレセンフェスタ」を大山町のフットボールセンター大山で開催しました。

U-12年代、U-13年代のトレセン開催に併せ、2種・3種・4種・女子種別の指導者が一同に会し指導技能の向上を図るとともに、種別間の情報交換や人的交流も図ることを目的に2013年から開催しています。
また、今回は大部由美氏(境港市教育委員会/鳥取県FAなでしこ普及コーディネーター/なでしこジャパンコーチ)、梁 圭史氏(JFAナショナルトレセンコーチ中国地域担当)にも参加していただき、選手だけではなく県内指導者への指導や助言もしていただくことができました。

■プログラムと参加者数

6/23(土)

9:00~12:00
U-12女子トレセン

13:00~17:00
指導者研修会
(指導実践・ディスカッション)

参加指導者 10名 30名
参加選手 27名 10名

6/24(日)

9:00~12:00
U-12トレセン
地区対抗戦

14:00~17:00
U-13トレセン
地区対抗戦

参加指導者 30名 20名
参加選手 64名 50名

この事業は、公益財団法人鳥取県体育協会の競技力向上対策事業の補助を受けて開催しました。

■コメント
 畑野伸和 鳥取県FA技術委員会育成部長
「この2日間を通じて、育成年代の指導者の皆さんが集まり、研修を行うことができて本当に良かったと思っています。高校や中学校の先生方が小学生を指導する機会は珍しく、選手たちにとっても指導者自身にとっても刺激や発見があったと思います。今回の開催を機に、種別を超えた活動を充実させ、各年代のリレーションを高めていき、より強固な鳥取県トレセンを開催していきたいと思います。」

-開催レポート-
■ 6/23(土)午前 U-12女子トレセン

鳥取県内の小学5年生、6年生を中心に女子選手27名が参加し開催しました。


パス&コントロールの練習の後、ゲーム形式のトレーニングを開催し、練習した成果を発揮しました。


頑張れ未来のなでしこ選手!

■ 6/23(土)午後 指導者研修会(指導実践・ディスカッション)


鳥取県内の2種、3種、4種、女子種別を指導する指導者が集まり、指導実践やディスカッションを通じて指導技能の向上を図りました。


指導実践は3人組を作り、テーマに沿ったトレーニング①、トレーニング②、ゲームをそれぞれが指導実践をしました。その後、参加者全員でディスカッションを行い指導ポイントの整理や意識向上を図りました。


研修会の最後には、指導者による紅白戦を行い指導者間の交流を図りました。

■ 6/24(日)午前 U-12トレセン地区対抗戦

東部、中部、西部それぞれの地区に加え県トレセングループの計4チームによるトレーニングマッチを開催しました。

それぞれのグループに同地区の2種、3種の指導者が加わり、選手たちの試合を通じて指導者間の交流や地区内課題の整理などを行っていきました。
 小学生年代の指導者は、中学年代・高校年代の指導者と一緒にベンチに入り指導方法や子どもたちの接し方を学んだり、選手は普段とは異なる年代の指導者から違う視点の指導をしてもらったりと、参加者にとって非常に有意義な場となっていました。

■ 6/24(日)午後 U-13トレセン地区対抗戦

U-12と同様に、東部・中部・西部のトレセンチームによる対抗戦を実施しました。


1年前は12歳で参加していた選手も多数で、指導者にとっては、この1年間で成長した姿を観ることができたり、技術レベルの確認ができたりと、県内の育成状況の把握ができる良い機会ともなっていました。


■コメント
 邨上克也 鳥取県FA技術委員長
「小さな鳥取県だからこそ、母数の少ない選手育成が非常に重要であり、その根幹を担うのが日頃から活動していただいている育成年代の指導者の皆さんであると思っています。今回はトレセンスタッフを中心とした研修会として開催しましたが、県内指導者の皆さんにとってより良い内容の研修機会を設けられるように他の研修会も考案していきたいと思います。暑い中ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。」