開催報告|JFAキッズリーダー養成講習会(U-6)

10月24日(日)に湯梨浜町、11月13日(土)に米子市にて、キッズ年代の子どもたちに関わる方々を対象にした「JFAキッズリーダー養成講習会(U-6)」を開催しました。

講義では、キッズ年代の発育発達に関すること、成長には個人差があること、失敗と成功のバランスの大切さ等の子どもたちが成長する過程を学びました。

実技では、保育園児や幼稚園児向けの手や足を使ったボールフィーリングの紹介や実技体験を行い、最後は多様なミニゲームを体験しボール遊びやサッカーの楽しさを体感しました。

10月24日のコースでは、鳥取医療看護専門学校の理学療法学科の学生15名が受講しました。午後からは鳥取県フットボールデーの運営スタッフの役割を通して、地域の子どもたちと実際に接しサッカーや運動の楽しさを伝えていました。

11月13日のコースでは、県内のサッカー指導者2名の受講生に加え、同日開催の中国地域のキッズリーダーインストラクター研修会に参加者したキッズリーダーインストラクター等も参加し計18名で学びを深めました。

講義と実技(3時間)の所定のカリキュラムで、キッズ年代の子どもたちを指導したり関わるために特化した内容に加え、中国地域のインストラクターがそれぞれの講義や実技を分担し講習会開催のスキルアップを図りました。


|受講生の感想

● 『鬼ごっこ』や『ボールフィーリング』でも色々な種類のメニューやルールがあって面白かったです。今後キッズ年代の指導をする時は、一緒にプレーする子どもたちが満足して楽しんで帰れるようなメニューをしっかり考えていきたいです。(鳥取県内指導者)

● 子どもたちと話すときは目線を合わせたり、傾聴して聞くことでより一層コミュニケーションがしやすくなることがわかりました。(学生)

● 子どもたちが元気いっぱいで自分も元気を貰えました。理学療法士になっても活かせることを多く学べたので、この体験を忘れないようにしたいです。(学生)

● 運動が苦手でしたが、楽しく受講することが出来ました。なによりも子どもたちの笑顔が可愛くて参加して良かったです。(学生)

● 子どもたちとの関わり方や指導法だけではなく、地域との交流を経験することで理学療法士としての職能に必要な人間教育の場として、キッズリーダー養成講習会を開催していただきました。普段は医学的な専門知識を学ぶ学生も、全く違う分野の教育を受ける中で、共通して大切なことへの気づきがあったようです。それは“人と人とのつながり”です。お互いを尊重し合い、どのような声掛けをするべきか、どのような接し方が適切かなど、最も大切なことを学ぶことができました。普段の学生達は、クラスの仲間や教職員との関わりに留まっていましたが、地域の方々や子どもたちとの触れ合いを経験したことで、学内においても適切な言葉遣いが意識できるようになったり、実技試験においても、適切な声掛けを選択できる学生が増えました。
今後も、専門的な実学教育だけに留まらず、積極的に人間教育の充実を図り、地域に貢献できる人材の輩出に尽力して参ります。この度は、貴重な学びをいただきまして、ありがとうございました。(学科担当者)

|開催のご検討について

このような講習会は、子どもたちの指導や成長に関わる大人の理解者や協力者を増やし広めることを目的の一つとし、今後も開催していきます。

ご要望のチームや団体様はこちらのお問い合わせフォームらお知らせ下さい。

■受講料1人あたり 1,500円(テキスト教材費、グリーンカード込み)

■チームで準備すること
・開催日調整
・受講者数の確保(15名程度~。2チーム合同でも可能。)
・講義会場(教室、会議室、体育館フロア等)
・実技会場(校庭、体育館、大研修室、広場等)

■当協会で準備
・インストラクターの日程調整
・インストラクターの派遣費用
・教材費発注手続き